2014年11月8日土曜日

TABI JOB in World Travel Market at ExCeL London

World Trade Market (http://www.wtmlondon.com/Content/WTM-TV)に参加してきた。
毎年 ExCeL Londonで行われる世界最大のツーリズム業界の祭り!!

世界中から旅行代理店、政府関係者、旅行関連のマスメディア(雑誌、記者)、旅行関連ビジネスのスタートアップの集まる企業ブースもある。最新のツーリズム動向に触れること、現地の代理店とのネットワーク作りにはとても良いのでは?ということで旅ジョブ 初のWTM!




<インバウンドビジネスの各国ブース回り >

欧州、アジアの国をまわったが、基本的には自国に世界から人を呼び込むために来ているのであって、自国民を日本に送るというインセンティブが全くない人々ということが判明、、、そりゃそうかと思い海外ブース回りはストップし、日本ブースへ。

日本ブースでは、日本からインバウンドビジネスを推進するべく、はるばるロンドンまでたくさんの方が来ていた。

ホテル、旅行代理店、地方公共団体、観光協会、観光庁の機関であるJNTOの方々が来ており、インバウンドに積極的な方々と繋がることが出来たのとても良かった。

最近の取り組みについてお話を伺い、旅ジョブとゲストハウスioriの紹介もさせていただいた。FITを扱っている代理店の方は、旅ジョブの可能性をかなり評価して頂きぜひインバウンドを一緒にやりましょうという声も頂いた。

24人で欧州から日本に来る個人旅行者は新しい体験を求めている。庭文化のあるイギリス人には、庭師で旅ジョブの人気が出るの間違いなし!との意見も!

ホテル業界の方によると、今年は毎月訪日外国人数が過去最高を記録しており、東京のホテルが足りていないため千葉、埼玉まで高稼働率になっているとのこと。

外国人旅行者の中でも一定の層にターゲットを絞ってマーケティングをするには、ホテルを活用すると良いとのアドバイスを頂いた。ホテル毎に客層をターゲッティングしており、既に特定の層が集まっているので旅ジョブの宣伝にも非常に有効だ。その他にもたくさんの示唆を頂けた。

コストをかけてロンドンまで来るだけあって皆さん本気でインバウンドをされている方々ばかりなので、今後も情報交換させていただきたい。



<セミナーへの参加>



1.”International Hotel Investment and Development”


世界大手ホテルチェーンが新興国に投資を加速する上でハードルとなっている点について議論が行われていた。チリ政府の政府高官が積極的に質問をしており、投資を呼び込むのに必死なのが印象的だった。ビザ、インフラ、法律の整備を進めることが大切という専門家の意見だった。



2.”Maximizing the impact of tourism on local communities”

2.は個人的に興味が強かったけれどスケジュールが合わず最後の数十分のみ参加。日本で地域へのインパクトというと経済的利益のみに目が行きがちだが、このセミナーでは経済的インパクトを最大化しつつ地域資源や環境を守るためにはどうするべきか?との議論が行われていた。




3.”Going Local”


先進国の旅行者のけるトレンドについて著名なスピーカーがパネルディスカッションするという形式。National Geographicの編集者やスイス観光局やツーリズムで有名な大学教授も来ていた。簡単にまとめるとタイトルの通り、現在のツーリズムの流れは“Going Local”であり、それは今後も進むだろうということ。それに対応するべく、受け入れる地域は、観光標識や交通のインフラに加えてホスピタリティを高めて準備を進める必要がある。

一つの例として、Air BnBについて話が出た。異国の地で誰も行ったことのないエリアのその地の人の家に泊まったり、交流したりという“Going local”がAir BnBを通じて加速している。

このセミナーの後にこの先にあるものは何か?について考えた。さらなる”Going Local”とは何か?


一つは、場作り。ゲストハウスという空間はあるけれど、観光客と地域の人々との交流が自然と出来る場は例がないように思う。イベントやツアーとしてではなく、これが自然と出来れる場が出来れば地域の強い魅力になるとおもう。そこに行けばLocalが集まり、観光客が自然に交流できる場所。

もう一つは、 “旅ジョブ”!!笑 これは本当にそう感じた。”Going Local”の究極の形とは、現地で現地の人々と働くこと。それを通じて学び、交流し、繋がる。
旅ジョブは、世界のツーリズムの最先端を行っていると確信したと同時に、このビジネスの可能性に改めてわくわくした。

既にフランス人が旅ジョブで庭師の体験をしており、外国人が日本でコアな職業体験をしたのはおそらく旅ジョブが初めて!

2020年に向けてインバウンドが活発になるのは間違いないので、インバウンド対応もさらに加速することを共同代表とスカイプで打ち合わせした。

当日は、次はスピーカーとしてWTMに戻ってくるんだろうなーという直感を信じながら一風堂ロンドンを食べてCambridgeへ。

さて、もっともっと頑張ろう。
いよー!





<参考までに会場の写真を掲載>
皆さん、自国をアピールするためにかなり気合入ってます!



























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