TOEFLは、MBA受験をする場合は避けては通れないテストだ。また、純ドメの日本人には最大の難関といわれることも多い。
TOEFLはReading, Listening, Speaking, Writingのセクションがあり、各セクション30点満点で、合計120点満点の試験。
ETSの資料(http://www.ets.org/s/toefl/pdf/94227_unlweb.pdf)の14ページを見ると、日本人の平均点は以下の通り。
70点(Reading 18/ Listening 17 / Speaking17 / Writing 18)
一般的にMBAでトップスクールに受かるには最低100点は必要だといわれている。また、ランキングトップ10や名門校を目指すのであれば、どんなに素晴らしい経歴の持ち主でも105点以上は欲しいとカウンセラーに言われたのを覚えている。
尚、TOEFLは非英語圏出身者を対象としているが、日本人でも英語圏の大学を卒業していればTOEFLのスコアをビジネススクールに提出しなくて良いとされている。
僕のクラスメートには英語圏出身ではないが、「海外で国際的な環境で数年間働いたからTOEFLは必要ないでしょ?」といって全スクールからTOEFL免除を勝ち取った人もいるぐらいだ。
海外経験は豊富だけれど、TOEFLの点数が伸び悩んで受験出来ない状況の人は、強気に交渉してみるのも一つの手段として覚えておくと良いと思う。
TOEFL100点獲得の基本戦略
純ドメの人には非常にハードルが高いのがこの100点の突破だ。僕のMBA仲間を見ていても100点を超えるまでに1-2年かかっている人もいた。
基本戦略は、ReadingとWritingで20台後半、ListeningとSpeakingで20台前半を獲得すること。
例えば以下の様なスコアが100点超えの組み合わせの一つとして考えられる。105点以上を目指す場合はさらにR, L, Wを伸ばしていくイメージ。
R 27, L 23, S 23, W 27 = 100点
個人的には日本人は受験勉強をしっかりした人であれば、しっかりと勉強をすればReadingとWritingで高得点を獲得できると思う。 一方、ListeningとSpeakingは日本の英語教育システム上、リーディング、文法重視のため、どうしても皆が苦手としている。
スコア推移
自分のTOEFLスコアの推移は以下の通り。
一年間交換留学していたこと、仕事でも英語を使っていたこと、日頃から英語に触れる努力をしていたことから、2回目のテストで100点を超えることができた。
そのため、海外経験が数ヶ月から1年ある人にとっては僕の体験を参考にしてベンチマークにすると良いと思う。僕の場合は10回受験を続けても3回目のスコアが自己ベストのままとなったのは複雑、、、。
正直純ドメの方にはあまり参考にならないかもしれないけれど、自分が社会人になってから続けていた勉強法等も記載することで、少しでも有益な情報を提供していきたい。
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