2014年11月23日日曜日

Cambridge Startup Weekend ③

いよいよ最終日。

連日遅くまで議論・作業が続くので皆疲れ気味で9時に集まる予定が全員揃ったのは10時。

残り時間も少ないためTO DOを再確認して仕事開始。まさにイベントではなく仕事という感じ笑




実際にSkillbillをトレード

イギリス人のチームリーダーがものすごい行動力を見せたのがこのトレード!2メートル近い身長、スキンヘッド、常に笑顔でインパクト大な彼だが、コンサルタントとは思えないほどとにかくアグレッシブに動く!もともと自分であたためて来たビジネスモデルだけあり、ここぞとばかりに動き回る。

各グループの足りないスキルと自分達のチームのスキルを交換し、そのTrade内容を記載した紙(これもデザイナーがデザインした)を持ち握手したところをカメラでパシャリ。全部で10取引くらいだろうか。

そしてこれらをプレゼンテーションにぶちこむと言う。実際にニーズがあり取引が成立したことを審査員に示せるのでとても強い印象を残せるというわけだ。

自分は行動力があると日本で良く言われるけれど、正直度肝を抜かれ良い刺激を受けた!



レクチャー

本イベント最後のレクチャーは効果的なプレゼンテーションの作成方法とプレゼン方法について。
Visualを使用して分かりやすくするなど基本的な点に加え、とにかくプレゼンは何回も練習することが大事という点が強調された。



プレゼンテーション作成

午後からは今までの議論をまとめてシンプルな5分間のプレゼンテーションにまとめる必要がある。それも前提知識のない人に分かるようにする必要があった。

ここで大きな問題があった。

チームリーダーがCreative過ぎて次から次えと追加のIdeaを出してプレゼンがまとまらない。今まであたためてきたビジネスモデルだけに、彼にしか見えていない世界が最後になって出てきたイメージ。

ビジネスモデルや前提にも影響を及ぼすので、彼の新しい意見が出る度に自分が潰すという役割を買ってでた。


"I don't think I understand this new concept.  Does everybody understand this?"

と聞くと、案の定デザイナーもエンジニアも答えは"No"。

日本人だけでなく外国人も理解していないと口に出さないんだなと実感。


"This is too complicated. We need to make it more simple."

とかなんとか言いながら、恥を覚悟でどんどん切り捨ててもぐら叩きをしている気分でした笑

しかし、時間がなくなりプレゼン資料が完成したのは時間ぎりぎりに。。。






最終プレゼン 

チームリーダーがプレゼンするも、準備不足のため時間不足で最後は駆け足となってしまった。
前半のプレゼンは非常に分かりやすく説得力もあったので残念。

結果、チームSkillbillはAwardsを得ることは出来なかった。


Awardsを獲得したチームを見るとSocialとFinance色が強かった。(Localvestもその一つ)


分かりやすさ、実際の取引成立事例の提示、エンジニアによるMinimum viable productのDemonstrationまで出来た点(Homepage→LinkedinからLogin等)に鑑みれば、どのチームよりも勝っていたと思う。


仮想通貨の部分まで議論が出来ずにFinance色が一切ないプレゼンテーションになってしまったので、FinTechというイベントでスポンサーも金融機関であれば、Skillbillが勝てなかったのはしょうがなかったのかもしれない。





スピーチ

最後は数年前のスタートアップウィークエンド出身でGame業界で注目を浴びている起業家のスピーチで終了。SpeakerはNick Hatteという方でなんと24歳。運営サービスはこちら:www.GiftGaming.com

勉強になる話しはいくつかあったが、一番印象に残ったことを記載したい。


このビジネスが注目されるきっかけになったのは、Londonで行われた大きなStartup competitionで優勝したことだった。それだけ聞けば普通なのだけれど、その優勝の仕方が尋常じゃない。。。


  • そもそもエントリーの締め切りが過ぎていたが、イベントがあることを知り会場に駆けつける
  • 会場の主催者にその場で交渉し、イベントの最初か最後?に無理やりピッチする権利を獲得
  • 審査の結果、彼のアイデアが優勝(笑)

いやーぶっ飛び方がすごい。。。日本では強みだと言われた自分の行動力が全く強みに感じられません(笑)

いい刺激をもらったので、自分ももっとぶっ飛びたいと思います!いよー!




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