2014年9月16日火曜日

TOEFL勉強法 - Speaking


TOEFLSpeakingは、Reading及びListening能力も試されるの複合的なテストになっている。
自分の点数の推移は以下の通りで、受験当初からSpeaking能力はあまり伸びなかった。20点代後半を目指したものの、24点が最高得点だった。自分が取った勉強法とその反省点について述べたい。




勉強法

1.テキストの使用/TOEFL TEST対策iBTスピーキングの使用

非常に多くの練習問題と回答例があるので、その中から自分にとって使い易いFormatを選び使用した。Formatを覚えて練習問題にTryし、自分の回答をiphoneで録音・再生し、テキストの回答と比べる。これを納得行くまで繰返すということを行っていた。一方、問題賞は毎回回答のフォーマットが違うので、混乱する可能性あり。



2.You tube動画

Speakingが伸び悩んでいた時にYou tubeで見つけた動画シリーズ。説明が分かりやすかったので、1.のテキストで得たFormatからこちらに切り替えた。結果24点は出たもののどれだけ効果があったか不明。





3. その他


基礎からはじめるTOEFLテストワークブック スピーキング編 ---  このテキストの良い点は実際にNon-nativeの日本人の回答例とその点数を聞けること。ざっくりどのレベルの発音、語彙、Formatで話せればどのくらいの点数が取れるのかが分かる。




4.落書き帳For Wharton MBA留学(http://yuma-wharton-j.blogspot.it/2012/07/2toefl.html

Writingでも紹介したが、非常に役立つFormatが掲載されている。特に問題文に関わらず使えるフレーズ集を参考にさせて頂き、自分の体験に基づいたフレーズを作成していくつかストックしておいた。



5.レアジョブ(https://www.rarejob.com/ 

何度か直前に使用したサービス。講師の英語力もNative並みではないが高く、コストも安いので使いやすいが、ある程度英語力のある人の場合は物足りないかもしれない。特にTOEFL Speakingの点数を伸ばすという目標に限れば、効果があったかは不明だ。英語を喋ることに慣れていない方が使用する場合や、面接対策向けに使用する場合は良いと思う。



6.SpeakingTips

テキスト、youtubeBlog等からまとめて試験直前に意識したのは以下の通り。


  •  とにかく時間厳守で制限時間内に言い切ることが大事
  • オーバーなくらい気持ちをこめて抑揚をつける
  • 最初と最後は特に発音をクリアに、声のトーンを強くすることで、自信に溢れた印象を与える
  • メモ用紙にFormatをすばやく書き出しListeningした内容を当てはめていく状態にすることで、整理されたメモを目指す
  • 文章と文章の間につなぎ言葉を忘れない(例:By doing so, therefore, etc
  • 詳しくない内容や考えたことがない質問は一般論で対応。(例:都市と地方どちらが子供の教育に良いか?  都市の方が質の良い教育機関がある、ミュージアムやスポーツの試合等本物を見る機会が多い vs 地方の方が自然の中で伸び伸びと子供らしく過ごせることで豊かな人格を育める、地域コミュニティが子供を見守り安全等々)

尚、上記勉強法の結果、最高24点であり、目指していた20点台後半を出せなかった。その要因として、以下の問題があったと考えている。


問題点


  • Speakingの練習量の欠如 --- 一ヶ月に一度テスト直前数日間にのみ練習することを繰返していた。継続的に練習・改善することが出来ていなかった。
  • 発音の矯正及び語彙 --- TOEFLのフィードバックを読むと、発音がクリアでない点、語彙がLimitedである点について、度々指摘されていた。Formatを維持し、内容を的確に伝えることができた自信があった時でも点数が伸びなかったのは、この2点に原因がありそうだ。
  • そもそもの勉強方法 --- 上記テキストを使用して一人で練習する方法では、20点台前半が限界だと早く気付くべきだった。勉強開始後すぐにSpeakingで有名なドナルドの塾に入るべきだったと思う。この塾ではGroupで練習を行いFeedbackを与え合うというスタイルを毎週一回数時間行うとのこと。発音の矯正もしてくれるようなので、もし参加していれば英語力の底上げにもなったのではと思う。一人で勉強をするよりも数倍の効果が期待できそうなので、最初からハイスコアを狙いたい方には同塾に通うことをおすすめしたい。



ご参考情報

大学2年次に交換留学した際は全く喋れないまま渡米したため非常に苦労した。その際の経験が少しでも役に立てばと思い、交換留学を通じて感じたことを以下の通り記載したい。


1.聞き取れない言葉はしゃべれない


単語を正しい発音で聞き取れることが出来て初めて自分の言葉に出来る。そのためには語彙力を伸ばすだけでなく、同じ単語を聞き取れるようになることを意識する必要がある。


2.まずはInputありき


新聞、テキスト、単語帳からのInput。映画を何度も見て使えそうな表現や文法をノートにメモして暗記する。その際目、手、耳、口を使って感情をこめてInputすると記憶に残りやすい。


3.知らないことについては話せない


Inputに関連するが、何かについて話せないとき、英語が出来ないというよりは、そのTopicについて知識がないことも多かった。日本語でもいきなり日米の教育の違いについて30秒で話せと言われれば上手く話せない人は多いのではないだろうか。日頃から日本語・英語で情報収集し、自分の考えをまとめておく事が大事だと思う。(未だに自分自身出来ていないと感じる、、、)


4.Output Output Output!


日本の教育に欠けているため皆が苦手とするのがOutput!とにかくOutput(書く・喋る)を意識することが大事だと思う。最初は自己紹介のドラフトもノートに書いて喋る練習をしていた。間違えるのが苦手な日本人にとってはハードルが高いので、非ネィティブの友達を作って会話をする中で練習出来たことは良かった。


5.Outputする環境について


留学すると強制的に英語を喋る環境に身をおける点は非常に良かったと思う。留学してすぐの頃はたくさんの人達に出会って、何度も自己紹介をするので、同じことを何度も言う。何度も自己紹介の話をしている内に自分の言葉になりすらすら出てくるようになる。自分について、家族について、友達について、日本について等、上手く説明出来なかったことを夜な夜な調べて文章を作り、次の日違う人にぶつけて練習する。これを繰返していると表現や文構造が身についてきて、応用出来るようになる。ここまでくると、日々の英語に触れる努力をすることで徐々に伸ばしていくことが出来るように感じた。

6.日本でも可能か?


自分には出来なかったけれど、このプロセスは日本在住でも強い意志があれば実行できると思う。例えば、レアジョブで2-3ヶ月毎日30分話す練習を続ければ、自己紹介や日常会話のSpeakingについてはある程度自信がつくのでは?と思う。地道に続ければビジネスレベルまで持っていける人もいるかもしれない。とはいえ、留学は言語だけでなく、多様な人々と過ごす貴重な時間なので、個人的には大学卒業までに1年間交換留学をすることをおすすめしたい。ポイントは語学留学ではなく、交換留学をして日本と同じ専門科目を履修すること。そうすることで、ビジネスに役立つレベルの英語の基礎力が付き、将来MBA受験をすることになっても比較的スムーズに対応できるようになると思う。


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