2015年1月10日土曜日

Michaelmas - 1st termの授業Review ②


Management Praxis

  • この授業は、MBAのスキルを使って実際に仕事を進める際に、Frameworkだけでは解決出来ないことである、異なった職歴や文化からを持つGroupをManagementするスキルを学ぶことが特徴。
  • 具体的には、Individual differenceはどこからくるのか、Leadership in diversityを有効に発揮するにはどうするか、Group cultureはどのように形成されるか、Group内での自分のPowerをどう最大化するか等について、クラス内でのLecture及びActivitiesを通じて学んだ。
  • また、最大の特徴はこの授業で学んだ内容を、CVPを通じて実践しながら学ぶということにある。そして、授業の評価もCVPでの学びについて2500字のレポートを提出することで決まる。
  • レポートでは、CVP Groupが初めて会った時から終了時までを振り返り、Groupの人間関係、CulturePower balancePerformance等に最も影響を与えた出来事を3-4つ選び、Frameworkを使い分析することが求められる。
  • これらは自己認識を高めることにつながり大変勉強になったし、Project ベースで仕事を進める職業につく人にとっては、必ず役立つと感じた。
  • 1st termの中で最も学びが多かったのは、Management PraxisとCVPとのセットだった。他のスクールのことを全て把握しているわけではないけれど、現時点ではCambridge MBAの最大の特徴且つ強みと言える気がする。



Organisational Behaviour
  • 主にこの授業では個人、グループ、会社レベルでどのようにManagementをすればPerformanceが向上するのかについて学ぶ。
  • VisionCultureLeadershipMotivation and performanceChange managementExecutionといった項目に関してFrameworkを学び、Google中国のホテルのケースなどを取り扱った。
  • Corporate financeAccountingと違い抽象的な内容だったため賛否両論のある授業ではあったけれど、自分の場合は日本での事業を思い浮かべて授業を聞けたためとても面白かった。
  • Group assignmentでは、経営難にある会社をFrameworkを使って分析し、Restructuring planをパワーポイント10ページにまとめて提出した。アメリカ人と自分の2名だけで担当したが、Creative業界の出身者の自由な発想に驚きながらも楽しく仕事が出来た。
  • また、個人的にアメリカ人は人を切るのに全く躊躇がないのはステレオタイプ化しすぎかと思っていたが、「とりあえず3割従業員カットしよう!」という感じでまんまやん!とその時笑ってしまった。。。最終的には半年間の猶予期間を設けてその間にFrameworkでPerformanceを評価した後2割カットすることとなった。。。。
  • 印象に残ったことは、考えれば当たり前のことだけど、個人、グループ、会社レベルで日々の行動、業務、戦略は全てVisionに繋がっていなければPerformanceは上がらないということと、VisionCultureがはっきりすることでManagement costを削減出来るということ。
  • 例えば、ある現場の緊急な問題に対して二つ選択肢がある場合、Visionに合った方を従業員がその場で選択できるため、上司の承認プロセスを省くことが出来る。同様に個人レベルでも選択の質、速度、選択の結果得られる満足度を高めることが出来ると思う(そしてこれは普段意識していないけど誰もがある程度やっていることだと思う)。
  • Organisational behaviorは、個人や組織を動かしている人がおそらく普段無意識にやっていることを整理し、問題点を発見し、言語化するのにFrameworkが役立つことを初めて実感したクラスでもある。MBAで学ぶことは実はCommon Senseなんだと感じることが最近多いのはそのせいかもしれない。



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