Centre for Entrepreneurial LearningというCambridge MBA内の組織が1999年より運営しており、ケンブリッジ大学に所属する職員、学生はもちろん、起業に興味のあるケンブリッジ周辺の大学や社会人も参加可能になっている。
今回のテーマは、以下の通りで対話形式で行われた。
Commercializing Research: Where Are The Bear Traps
Speakers:
Dr Hermann Hauser (http://www.cfel.jbs.cam.ac.uk/aboutus/visitingentrepreneurs/hauserh.html)
Professor Andy Hopper
(http://www.cfel.jbs.cam.ac.uk/programmes/enterprisetuesday/programme/speakers/hoppera.html)
尚、Hermannは現在ほぼあらゆるDeviceに使われているチップを製作しているARMを含め20社以上の創業に関わっており、CambridgeのStartup Ecosystemで最も重要な人物だといわれている。
様々なことについて語られていたが、印象に残ったことだけメモ。
Financingについて
- Financeの順番は、Family → Angel → Venture Capital → Commercial loans → IPO
- Venture Capitalには気をつけろ。彼らは起業家とはDifferent peopleで事業に自分達のPolicyに基づいて口をだしてくる。
- 起業の初期段階は、Venture CapitalよりもAngel投資家を探せ。自分達がビジネスをControl出来る自信がつくまでは、Angel投資家と付き合うべき。
- 実はUKとUSA市場では、投資マネーの総額はAngel投資家のMoney > Venture Capital
ARM創業時の話
- ARMは創業当初3年間は赤字。シリコンバレーでひたすらたくさんの企業と会って営業活動をしていたが上手くいっていなかった。
- 黒字のきっかけは、ATTがARMにチップをStrategic reasonで急遽切り替えたこと。
- このようにどういった理由でビジネスが動き出すかはわからない。優秀なチームでPersistenceを持ち腰を据えて取り組むことが重要。
対話形式ということもありふんわりした話が多かったが、今後自分のビジネスを考える上でも役立つ内容で参加してよかったと思う。
Lecture終了後は別室でアルコールとサンドイッチを片手にNetworkingをするSessionに参加。
工学部のPhDの人達が多く、MBA以外の人と話すのは刺激になるので、こちらも継続に参加しようと思う。
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